今日はいい1日だった。
クレジットカードも見つかったし12月には100点中14点だったHSK5級の听力が80点を超えた。
そして、明日は公安からパスポートが帰ってくる。
これで口座を開けるし、高鉄(中国の新幹線みたいなもの)にも乗れる。
しかも今日私は皿を洗い台所を片付けた!
もう無敵だ。
だから今日はいつもより早めにベッドに入って、ゴロゴロしてる。
で、何しようかなあと考えてたらひさびさにVPNがうまいこと繋がってyoutubeがみれたからぼんやりkpopの動画をみてたらいてもたってもいられなくて筆をとった。
最近2012年以来のkpopブームの再来とかなんとかでいろんな韓国のアイドルグループが日本に進出したり、ブレイクしたりしてるんだけど、私は2012年から今までずーっとkpopを見守ってきた。
つまり私は所謂古参で、少しうるさいめんどくさいタイプのkpopファンなのである。
私がkpopにハマったのは、f(x)っていうグループのelectric shockっていうMVを見てからだった。
人間離れしたお人形みたいな綺麗な顔をした女の子たちが毒々しい色彩の中でバキバキに踊りまくるその姿にすっかりポーッとなった私。
そこからはもうずっと追いかけ続けてきた。
でもね、当時人気だった少女時代はあんまり好きになれなかったんだよね。
なんでだろ。
ビジュアルは申し分ないし実力だってkpop随一、非の打ち所がないアイドルグループなのになんで少女時代が好きになれないどころか見てるとイライラするんだ私は!
ってずっと考えてきたんだけど、最近流行ってるTWICEがどうしてもうけつけないのでわかった。
この二つのグループすごく似てるんだ。
大きな事務所からデビューグループであること、
全員もれなくビジュアル(顔)がいいということ、
9人組であること、
キリがないほど共通点があるんだけど、何が一番重要な共通点かというと
限りなく正統派!ってことである。
これが、少女時代で、
下はTWICE
わかるかなあ。
眩しいくらいにかわいいんだ。
少女時代もTWICEもいかにも教室の中で一番声の大きいグループの、言葉を変えるならスクールカーストの頂点の女の子を集めたような。
サッカー部のイケメンと付き合ってるバトミントン部とか女子テニス部(硬式)の女子みたいな。
屈託のない純粋勝ち組の女子みたいな空気を纏ってるんだよね。
だから、なんだろうなあ。彼女たちをみてると高校時代とか中学時代のなんかもやーっとしたあの感じが戻ってくるような気持ちになってみてられない!
つまり好きになれないんだ!
この屈託のない可愛さよ。
着いていけないものがある。
その点、私みたいな屈折した女子を甘やかしまくってくれるグループがたくさんあるところがkpopのいいところだった。
代表的な例は2ne1 。
私が一番好きなガールズグループの一つ。
彼女たちは決して美人の集団ではなかったけど圧倒的な実力とカリスマで勝ち組女子の集まり(みたいに見える)少女時代と互角に戦ってた。
さらにf(x)、
この毒々しいビジュアル。
ゾクゾクする。
彼女たちはTWICEや少女時代と違って、勝ち組感がなかったんだよね。
いや、本当に綺麗だしアイドルとして成功して海外にいる私の目に止まってる時点で勝ち組だし現実の彼女たちは勝ち組そのものなんだよ。
でも、勝ち組っぽくない。
なんとなく必死さとか影がある感じとかそういうのがなんとも言えない危うさを見え隠れさせるんだよ。
特に必死さなら4minute、儚さ危うさならf(x)。
そしてビジュアルでは他のグループと比べると
劣勢を強いられる(失礼)2ne1が勝ち組女子集団の少女時代を脅かしてる構図はある種の痛快さがあった。
でもね、正統派の少女時代がいたから他のグループの個性とかそういうのを感じられたし、正統派をやるのがアイドルとして一番難しいことなんだって私だってわかってる。
でも、TWICEとか少女時代みたいな闇もなく屈託無く可愛くて明るくて元気な女の子たちを応援できるほど私はいい人にならないし、真っ直ぐじゃないよ。
そして、最近のkpopは屈折系のグループが少なすぎるよ。
みんな可愛すぎる、みんな明るすぎて綺麗すぎる。
そういうわけでそろそろkpopに居場所をなくしかけて、絶望してる今日この頃。
ああ、TWICEや少女時代を応援できるような人になりたいよ。
でも、私の性根の悪いところがその邪魔をやめない。
今応援してるEXIDが解散したりしたらもう終わりかなあ。
せっかく中国にいるし、cpopの研究でもしようかなあ。
中国には私の好きになれる屈折系女子ドルはいるのかなあ?
ああ、この世界のどこかにまだいるはず。
屈折系女子ドル。
韓国では絶滅危惧種になってしまった彼女たちの次なる生息地は何処。早く探さないと退屈すぎて死んじゃうよ!
そんなわけで好きなことを好きなだけ喋り倒して今日はお休みなさい。