諸君こんばんは。
こちら紋浪、中国からお送りする。
今日は学校の授業がない唯一の一日だったので、カバンに財布とスマホに水だけ持ってお出かけ。
どこ行こうかなあと考えて、中国人の友達や語学堂の先生がオススメしてた南羅鼔港に行くことに。
なんかお洒落な雑貨とかあるお洒落な街という非常にぼんやりとした情報だけを握りしめてgogo。
流石春節の直後だけあって、たくさんの赤い飾り付け。
これが本当に綺麗で上ばかり見て歩いてしまう。
そういや北京に来てから上ばかり見て歩いてるなあ私。
大きなビルや高いところにある看板、北京は全てが大きくて自然に上を向いてしまう。
今日は提灯が珍しくて上ばかり歩いて人にぶつかって露骨に嫌な顔されたり、つい「すみません」って言ってしまってさらに変な顔されたり。
伝統的な景観を演出してる街だけど、
韓国の大手化粧品メーカーのnature republic
とか、みんな大好きスターバックスもすっかり中国風に。
後以外に日本語表記だったり、
京都にありそうな抹茶スイーツ専門店も。
中国ではとにかく日本語表記にすれば売れる、というのがあるらしく、薬局とか雑貨屋にも全く日本と関係ないブランドとか日本のものじゃない製品もわざわざ変な日本語で書いてあるのがたくさん。
ホームステイ先の人も「日本製のシャンプー使ってるのよ」って自慢して来たけど明らかに日本語が変だったり。
日本の企業は中国に売り出すときこのあたり徹底的に売りに出れば巨万の富を手に入られるだろうなあと変な日本語の商品が飛ぶように売れていくのを見ながら思った。
たくさん食べ物も売ってあったけどあまりお腹も空いてなかった。
でも、せっかくだし何か食べたいなあ、と思って前から興味があったこれを買ってみた。
りんご飴のいちご版。
感想は、甘い。以上!
そう言いたくなるほどに甘かった。
ただいつも中国くるたびに食べたくて食べれてなかったから念願叶ったという意味ではよかったなあと思う。
さらに、大量の雑貨屋の中でもノート屋さんというのがあって。
素敵なノートがたくさん売ってあったからついつい2冊購入。
すごい綺麗。
ただやはりメイドインチャイナ。
開いた途端一ページがバリバリと破れて汚くなって悲しかった。
でも、それ以外は最高。
全部のページの柄が違って中国語で短いポエムが書いてある。絵本みたいですごく可愛い。
もう一冊はこれ。
スマホで遊ばないって書いてある(笑)
スマホばっか見てないで三次元に生きようぜ?素晴らしいぞ!
ってことがいろんな言い方で書いてある。
日本もすごいスマホいじってる人多いけど、中国はそんな日本を軽く超えて行くほどみんなスマホいじってる。
それもずっといじってる。
私でも少し気持ち悪いなあ、と思うほどにずっといじってる。
だからこそこんなノートが商品化されるのかなあ。
中国に来るとき日記帳を持って来たかったけど重さの関係で持ってこれなかったから、青い方を日記帳に、緑の方を勉強のノートにしようと思った。
ちなみに値段はひとつ500円程度。
日本でこのクオリティの綺麗で凝ったノート買おうと思ったら二千円近くいくこともあるから結構お買い得なんじゃないかなあ、と思ってる。
そんなわけで買い物もして楽しい気分になった私は近くの公園にも足を延ばす。
調子に乗りまくってるから地図もろくに読めないくせに中国版Googleマップの百度地图というアプリで目指すは京山公园。
天安門公園の裏にあるここは人も少なくてすごく綺麗。
初めて来たけど本当に大好きになった。
とにかく景色が綺麗。
故宮を一望できる。
ちなみに写真は通りすがりの中国人に押し付けて撮ったよ!
安いスマホだからそのまま持ってかれてもいいという気持ちで渡してるけどよく考えたら危ないよな。
完全に浮かれてるね、気をつけよう。(自戒)
今回本当にたくさん写真撮ったんだけど私が一番好きなのはこの写真。
赤が本当に綺麗でしょ?
これ何?
って頑張って中国語で聞いてみたら少し嫌な顔されたけど、ものすごい早い中国語で教えてくれた。
ほとんど聞き取れなかったけど聞き取れた単語をつなげてみると、
春節の時ここにお参りしてお願い事を結びつけてあるらしい。
日本の新年のおみくじみたいな感じなのだろうか。
もう少しリスニング力があったらもっとたくさん情報がもらえたんだろうなあ。
くやしい。
でも、答えてもらえて嬉しかった。
前は発音悪すぎて話しかけてもわかってもらえなかったし答えてももらえなかったんだから。
もし詳しいことある人はこれ何か教えてください。すごく興味がある。
そんなわけで、方々歩き回って満足げな私はこの笑顔。
すごく寒い日だったんだけどそんなこと気にならないくらいに楽しい1日だった。
そんな1日の終わりに、寝耳に水のニュース。
中国、憲法改正。
あまり詳しいことは手元にあまりに情報が少ないからわからないんだけど、
私が北京の中で小さなことたくさん見つけて大喜びしてると同時に、この北京で中国が大きく動いて行く。
激変する中国の勢いに飲み込まれないように日本はどうするんだろう。
とりこまれないで。
したたかにしなやかに生き残らないといけないんだ、日本。
しっかり勉強して、中国語をこの手に。
さすれば私だって必ず祖国のために役に立てるんだ。
中国という濁流に大事な国が翻弄され巻き込まれないための小さな小さな力になれるんだ。
私が尊敬してる周恩来がかつて中国のために石に齧りつくように日本で勉強したようにその半分でも頑張りたいなあと1日の終わりに思った。