同居人と喧嘩をした。
しかもこっちが悪い喧嘩をしてしまった。
なんということだ。
もともとなんでこんなことになったかというと、同居人が悪い。
喧嘩は私が悪い。
そもそも、私は同居人に憤りを感じていたのである。
なぜなら、食べた後は片付けない、ゴミ袋は変えない、私物をリビングに散らかしまくる。
そして、8時からの授業なのに8時に起きてくる。
人のことは言えないけど、まあズボラだったんだよ。
私はそれを淡々と耐えて怒るほどのことでもないし…などと思って何も言わなかったんだけどこういう我慢はなかなか続かないもの。
そういうわけで私が最高にイライラして来たところに最近同居人が玄関先にゴミを貯め始めたからさあ大変。
私のお向かいさんは韓国人のご夫妻で、うちの部屋がうるさいとまえも怒られている。
それを同居人にも説明したけど上手く伝わってなかったらしくイマイチ悲壮感がない。
でも、私はとにかく怒られたのが怖くて気を使っていたのに玄関先にゴミなんか貯めて!また怒られたらどーすんだ!
と堪忍袋の尾が切れた。
で、怒ったのだ。
なんでゴミを溜め込むんだー!前から思ってたんだけど色々我慢してたんだぞー!
ってね。
そしたら、このゴミをためた裏にとんでもない感動ストーリーが眠っていたのである。
うちの家の裏にニワトリ小屋があってそこのニワトリは毎日朝の3時ごろ鳴くのでうるさくてうるさくて仕方がねえなあ、と思った同居人は鶏の山で文句を言いにいったらしい。
するとニワトリの世話をしていたのは耳の聞こえない身体障害者の人たちだったらしく同居人なりになりふり構わず怒ったことを反省して、そのニワトリの世話をしている人たちがやってる廃品回収を手伝うためにダンボールやペットボトルなどお金になるゴミをゴミ捨て場に持って行かず、彼らが直接部屋の前に取りにこれるようにおいていたらしい。
そうとは知らず私は同居人が空いたゴミを勝手にゴミ捨て場に持っていっていたのである。
後味が悪い、悪すぎる。
よく就活とか留学説明会で
私は外国でそこの文化を理解できずにトラブルになりましたが、わかり合って、異文化理解の体験をしましたー
なんていう人のことをバカにしてたけど、
自分がまさかそんなことになるとは。
まさに相手の国の文化や暮らしぶりを考えずに、
日本人は綺麗好きでこうすんだよ!
っていうわけのわからん常識を押し付けてしまった。
結構ひどいことも言われたしいってしまったけど同居人は許してくれた。
先生ごめんね、ってこれをくれた。
ごめんねー!!!!
何回言っても足りない。
なんだかなー、自分なりに頑張って来たつもりだったんだけどなあ。
同居人の話も聞かずに決めつけて色々好き勝手言ってわるかったなあ。
でも、部屋に私物を散らかしたり寝坊したり彼女にも多分に悪いところはあったんだけどね。
まあ、そんなわけでいろんなことを反省して色々しょんぼりした1日だった。
今日のことをいつものように日本語の先生の先輩であるご夫妻に(御二方のことは未だかけてない。お世話になりすぎてどうかけばいいかわからないのと、知らず知らずのうちに無礼なことを書きそうで怖いからである。そのうち整理して書きたいと思う)話しながら、御二方にも同居人にもそしていろんな人に迷惑をかけながら毎日生活してるんだなあなどと思った。
これからはもう少し相手のことも尊重しながらうまいことやっていこうと思った。
まあ来週からボスも帰ってくるし、
もともと私の面倒見るのはあの男の仕事だからな。
しっかり働いてもらおう。
そんなわけで今日はお休み。
p.s
のりこさん、徐州にも兵馬俑があるらしいです。
行くしかないですよね?ね?ね?